ベルト・モリゾ展

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天気の良かった日曜日は新宿の損保ジャパン東郷青児美術館に行き、
『ベルト・モリゾ展 〜美しき女性印象派画家〜 』を嫁さんと観てきました。
ボクは絵画なんて最近まで全然興味がなかったのですが、
春先にオルセー美術館展を観にいってからちょっと興味が涌いてきました。

絵画の魅力は…うーん、あんまりうまく説明できないのですが…
ボクは絵画を観始めてから自分の中でこんな変化がありました。
それは絵の鑑賞をした後で、物の見え方が変わった感じがしたんです。
たとえば風景画を観ていると、なんだかその絵に描かれた風景がすごく印象に残って、
その後にいろいろな地方へ行って景色を眺めているときに、
何気ない景色が“ひとつの芸術”のように見えてしまったりして…
景色を眺めているだけで感動してしまうようになったんです。
雄大な景色だけでなく、公園に咲いている草や木や花、
自宅の近くを流れている大きな川、ライトアップされた橋…
公園で遊んでいる子供やその子供を見つめている親の顔なども、
美しい被写体となってボクの目に映るようになりました。
日常の何気ない一瞬に感動するようになったのです。
まだ絵画の歴史的背景などは全然分からないですし、
もっと深く味わえるものだとは思いますが、
これから少しずつ絵画の楽しみ方が分かるようになればいいなと思いますね。

さて今回のベルト・モリゾは女性の画家。
この時代《1900年前後》は女性の画家は少なかったようですね。
女性が作品を作ることへの理解のない時代であったようです。
ただモリゾの場合は家族などの理解があって、
絵画を学ぶことができる恵まれた環境であったようで、
ルノワールやマネなどとともに展覧会に次々と作品を発表していきました。
モリゾの作品は娘・ジュリーを描いたものが多く、
愛する娘を見つめるモリゾの優しい気持ちが絵の中に溢れているようでした。
嫁さんと二人でモリゾの絵の穏やかな雰囲気に引き込まれ、うっとりとしてしまいましたね。

人の目にはそれぞれの独特のレンズがあるので、
同じ物を見ても、人によって全然違う捉え方をしますよね。
どうせならいろいろな対象物を芸術として捉え、
深く味わえるレンズを自分が持てたらいいなと思います。
こういう展覧会を観て、モリゾの感性をちょっと自分のレンズに加えて、
物事をさらに味わい深く見れたらいいなと思いますね。

嫁さんと二人でこんな素敵な個展を見た後は、
暖かい陽だまりの中を散歩できてとても楽しい休日でした。
こんな休日がちょっとお気に入りですね。
また違う展覧会にも行きたいなと思いました。

オルセー美術館展 〜東京都美術館(上野)〜

いま上野の東京都美術館で『オルセー美術館展』をやっています。
これまで絵画にまったく興味が持てず、こういう催し物に行くことも少なかったのですが、
少しずつ興味を広げていきたいと思い、まずは足を運んでみました。
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今回、上野で見ることが出来たのは19世紀から20世紀はじめにかけて描かれた印象派の作品などで
モネ、ゴッホ、ゴーガンなど、絵画に疎いボクでも名前を知っているような有名な方の作品がたくさんありました。
いくつか印象に残っている絵がありまして、
そのひとつはポール・シニャックが描いた《レ・ザンドリー、河堤》です。
すごく色彩鮮やかな風景画で、点描で描かれていました。
他の作品は色が滲むようなベタっとした仕上がりの作品が多かった中で、
軽快なタッチで描かれた感じの点描の絵がすごく気に入りました。
(ちょっと絵に関する表現が稚拙ですいません…汗)
家族や身近な人を描いた人物画が多く、
病気で体の弱った母を描いたホイッスラーの《灰色と黒のアレンジメント第1番、画家の母の肖像》や
ルノワールの《ジュリー・マネ》などが強く印象に残りましたね。
ホイッスラーはどんな気持ちで母親の姿を描いたのかと考えると
胸がグッときました。
画家が他の画家の肖像画を描いている作品も多く、
いろんな人の繋がりがあるんだなぁと思いましたね。

こういう展覧会に行くのは本当に久しぶりだし、
予備知識も何もない状態だったので、今日はあまり深く考えずにただ絵を眺めていました。
光と影の使い方とか、写真と見間違うほど写実的な表現を見ながら、
「どうやってこんな絵を描くんだろう」とため息がでましたね。
帰り間際に公式ガイドブックを買って帰りのバスで読んでました。
本物の絵を目の当たりにするとどんどん興味が湧いてきて、
作品と時代背景などもいろいろ知りたくなってきますね。
ベルト・モリゾとルノワールの関係など、人の繋がりなどにも興味が湧いてきます。
もっと早くこういう芸術作品に触れておけばよかったなと思いましたが、
今日の芸術鑑賞をきっかけに少しずつ絵画への理解が示せたらいいなぁと思いますね。
印象派の時代だけでなく、他の時代の絵画などにも興味を広げていきたいですね。
いろいろな人と芸術作品について話ができるよう、少しずつ知識を蓄えていきたいです。